「仕事が辛くてどうすればいいかわからない」
「会社を辞めたいけど色々と不安」
この記事にたどり着いたみなさんは今、毎日仕事で本当に辛い思いをしていることでしょう。
僕自身、新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めたので、その気持ちは痛いほどわかります。
結論から言うと仕事が辛いなら今すぐ辞めるべきです。
それはなぜか。
仕事が辛くてすぐに辞めた僕自身の経験を踏まえて、具体的に説明させていただきます。
この記事が少しでも現状を打開する解決策のヒントになれば幸いです。
仕事がつらい状況を脱する唯一の方法
「上司に怒鳴られる」
「人間関係が悪すぎる」
今みなさんが仕事で抱えている悩みは一人ひとり違うと思います。
しかし、根底にあるのは”続けていくのがしんどい”ということ。
仕事は1日の1/3を占めるため、そのような方はいわば人生の大半が辛い状況になっていると言っても過言ではありません。
けれども、会社やお金のことを考えるとどうしたらいいかわからない、なかなか辞められない。
辛いけどどうしたらいいかわからないと八方塞がりになっているのではないでしょうか?
そんな方々に向けて、僕の経験から改めて一言アドバイスさせていただきます。
『今すぐ仕事を辞めましょう』
正直、解決策はこれしかないです。
仕事を辛くさせている2つの原因
仕事で苦しめられるものは、大きく分けて2つしかありません。
それは「人間関係」と「業務量」です。
おそらくみなさんの悩みもどちらかに当てはまるのではないでしょうか?
しかし、その2つは待っていても改善することはほぼありません。
1:人間関係
これが悪化することが仕事、ひいては人生における最大の悩みだと言えます。
たとえば「高圧的な上司とウマが合わない」「同僚が嫌がらせをしてくる」といったものが代表的な例でしょうか。
私自身、何回も転職を繰り返した理由はほぼすべて上司との人間関係でした。
高圧的な上司、ネチネチと詰めてくる上司…etc
当時はもちろん上司に歩み寄る姿勢を持って改善しようとしました。
上司と積極的に飲みに行ったり、上司の好きな話題を調べて話しかけたり。
今思うと当時の自分は健気だったなぁと思います(笑)
加えて自分で言うのもおこがましいですが、仕事においてもそれなりの成果を発揮していましたし勤務態度も真面目だったと思います。
しかし、精一杯の努力もむなしく、上司はもちろん、僕の状況も一向に変わりませんでした。
「ただただ毎日がつらい」「苦しい」「頭がおかしくなりそう」
ひたすらこれらのループです。
こういった経験を踏まえて学んだことは、「他人は変えられない」ということでした。
2:業務量
続いて業務量(の異常な多さ)です。こちらはいわゆる”ブラック企業”で働いている人に多いかと思います。
中には業務内容が合わなくてしんどいという方もいるかと思いますが、歯に衣を着せずに言うとそれは論外です。
業務自体が苦痛な場合、迷う以前に辞めるしかありません。なんせ毎日絶対にやらなければいけないことが苦痛になっているのですから。
話を戻しますが、業務量の多さも自分ではどうにもできないケースがほとんどです。
ツールの導入などで業務の効率化を図ったりすれば話は別ですが、”今すぐ”という話だとそれは現実的ではありません。
もちろん、減らせる(改善できる)余地があるなら改善を試みてからでもいいです。しかし、それによって自分の心が折れてしまいそうならやめてください。
あれこれ言ってきましたが、ここで一番言いたいのは結局「業務量は自分で調整できない」ということです。
※管理職などの裁量権のある役職の方は別です
「人間関係」と「業務量」に共通するもの
仕事においてみなさんを辛くさせる2つのもの、「人間関係」と「業務量」について見てきました。
重要なのでもう一度言いますが、これらに共通するものは「自分ではコントロールできない」ということ。
他人(上司)を変えることなんてできません。業務量を変えることも、それなりの役職でない限りほぼ不可能でしょう。
変えられないことにエネルギーを使って心を消耗させるのはバカげていると思いませんか?
もちろん運良く変えられるケースもあります。
しかし、ほとんどの場合において変えられない上に、先に自分のメンタルがやられて取り返しのつかないことになります。
だからこそ、僕は「会社を辞めること」がベストな選択肢だと言いたいです。
仕事を辞められないと思い込んでいる3つの理由
とはいえ、「仕事を辞めるべき」と言われてすぐに辞められる人はなかなかいないでしょう。そして仕事を辞められない理由は、主に次の3つのどれかに当てはまると思います。しかし、いずれの理由においても辞めるべきだと僕は断言します。
1:会社を短期間で辞めたら経歴に傷がつく(転職できるか不安)
僕の周りの「辞めたいと言っているのになかなか辞めない人」はこれがほとんど。
昔から親や先生しつこく言われたり、テレビなどのメディア…etcの影響を受けたりして、「辞めると転職先が見つからない」「まずは3年勤めてみないとダメ」といった根性論的価値観がしみついている人も多いと思います。
しかし、新卒で入社後にすぐに辞めて転職を繰り返した僕から言わせてもらうと、正直これは超古い価値観です。
まず、辞めると転職先が見つからないなんてことは”全く”ないので大丈夫です。
終身雇用が当たり前だった昔と違って、今は転職が当たり前の時代。
つまり、頭の固いおじさんおばさんといった老害が言ってるだけなんですよね。
少し転職サイトを見ればわかると思いますが、新卒入社ですぐに辞めた人(第二新卒)の求人はものすごく豊富にあります。
僕も新卒で辞めた後、すぐに次の働き先(正社員)が見つかりましたし、環境も良くなってお給料もUPしました。
もちろん新卒じゃなくても中途の求人だってたくさんあります。
また、「まずは3年〜」という日本の仕事における格言(?)的なものにも突っ込ませていただきたいです。
あのですね、クソみたいな会社に3年もいたら頭がおかしくなります。
嫌々やってたら何もスキルが身につきませんし、何より「時間」というこの世で最も貴重なリソースを失うことになるんです。
しかも若いときの時間ってなおさら貴重です。二度と取り戻せないぐらい人生において大きな影響力を持っています。
ですから「もう少し辛抱してみよう」「3年は続けてみよう」みたいな考えは、ちょっと違うかなと個人的には思います。
2:会社に迷惑がかかる
真面目な方がよく口にする言葉です。
「自分がいないと会社が回らない」と言う人もよくいますね。
はっきり言います。そんなことはありません。
あなたが辞めても今まで通り変わらず会社は回っていきます。
会社、組織とはそういうものなのです。心配しないでください、真面目すぎますよ…!
むしろたかが一人辞めただけで回らない会社なんて、すぐに滅びます(笑)
いずれにせよ、あなたがその会社にいて得られるメリットは無いでしょう。
もし会社の人にあれこれ言われても無視してください。
どうしても相手の言葉が気になるならこの言葉を思い浮かべましょう。
「会社は自分の人生に責任を取ってくれない」
あなたが身体を壊して人生がめちゃくちゃになっても、結局やかましく言ってくる人達の誰もが責任を取ってくれないのです。
自分の身は自分で守る。
自分第一で生きていかないと、自分が自分の人生に責任を取らないと、一体誰が自分の人生を生きるというのでしょうか?
3:金銭的不安
お金の問題はたしかにあるでしょう。
仕事しないと生活していけないというのは至極当然のことです。
解決策としては実家に帰る、もしくは短期のバイトで稼ぐのが現実的なところでしょう。
僕が離職(転職活動)していたときは、登録制の派遣型の短期バイトをして食いつないでいました。
会社を辞めると人付き合いも減るので、短期バイトでも意外となんとかなるもんですよ。
すでに仕事で身体を壊してしまっている方は傷病手当金をもらうこともできます。(ググってみてくださいね)
いずれにせよ、プライドを捨ててあらゆる自分のツテを頼れば意外となんとかなるものです。
先々の心配をするよりも、まずは会社を辞めて自分の心を守ってくださいね。
まとめ:たかが仕事で人生のすべてを台無しにしないでください
「仕事が辛いなら辞めるべき」
一貫して言ってきましたが、少しは辞める決心がついたでしょうか?
ただ、ここまで読んでも中々すぐには辞められないと思います。
ですからあくまで選択肢の一つとして頭の片隅に入れておいてもらえるだけでも、僕は嬉しいです。
僕は何よりそれが、解決の糸口になると思っていますから。
ちなみに私が転職を考える際には、以下の本が非常に役立ったので一応載せておきます。
最後に。
いいですか、仕事は人生の一部です。占める割合が多いとしても、たかが一部なんです。
そんな人生の一部で、残りのすべてを台無しにしないでください。
みなさんが毎日笑って仕事場に行ける日を、切に願っています。
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