「仕事で評価されないのはなぜ?」
「こんなに頑張っているのに理不尽…」
社会人なら誰しも、このように仕事の評価について悩んだことがあると思います。
そんな「仕事で中々評価されないのが悔しい」という方のために、「仕事で評価されない3つの原因」を解説していきます。
転職後1年で会社の役員になった自身の経験を基に説明していきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
仕事で評価されない3つの原因
1:会社の利益に繋がる行動をしていないから
「そんなこと当たり前でしょ」
そう思いましたか?
しかし、私は今までたくさんのビジネスマンを見てきましたが、意外とここを考えていない人があまりにも多いです。
「考えているけど行動に落とし込めていない」と言ったほうが正しいかもしれませんね。
そもそも評価されるとは何か。
それは客観的な尺度を用いると「お給料が上がること」です。
じゃあどうすればお給料が上がるのか?
それは「会社の利益が上がったら」です。まずはここを徹底的に頭にねじ込んでください。
要はいつもの仕事を少し頑張ったぐらいじゃダメなんです。
世の中の大多数の人は、目の前の与えられた仕事をしっかりとこなしていれば自然に評価されると思いがちです。しかし、それは大間違い。
そんなエスカレーター式にお給料が上がる時代はもう終わりました。
今後は実力がある人だけが評価される時代になっていきます。
話を戻しますが【与えられた仕事をこなす=基本給分の働き】なので、普段の仕事に+@で会社の利益に繋がる行動をしなければなりません。
利益に繋がる行動は業界によって異なると思います。
私はWebライティングの会社に勤めていて入社1年弱になりますが、入社直後から徹底して「会社の利益を上げるために自分にできることは何か?」を考え抜きました。
そこで1つピンときたんです。会社ではいくつかのサイトを運営していて、そこに来てもらった読者に商品を購入してもらうという事業ががありました。
しかし、会社にいるライターさんはみんな「PV(閲覧)数」を増やすことばかり考えていて、「CV(商品購入)数」を考えていなかったんですよね。
私はその点に着目して、すぐにCV数を伸ばす施策を考えて実行しました。むしろCV数に繋がらない仕事はサボっていたまであります(笑)
その結果、とあるサイトのPV数を3ヶ月で5倍にしてCV数を4倍に上げることができました。
簡単に言うと、一ヶ月あたりの売上を数百万伸ばしたということになります。この実績によって短期間で会社の役員になることができました。
みなさんも私と同じように常に「この行動は売上に貢献するか?」と自問自答することを意識するだけで、間違いなく評価される行動を取りやすくなります。
「どうやったら会社の売上に繋がるかわからない」という方は、気軽に話せる上司に聞いてみてください。
【会社の売上を上げる=評価される】というのは誰もが頭では理解している当たり前のことですが、実践できている人は全体で10%にも満たないと思います。
ぜひ明日から自分の行動を”会社の売上”に焦点を当てて変えてみてください。
2:目的意識を持って取り組んでいない
みなさんに一つ質問させてください。
「毎日自分が行っている仕事、それは何のためにやっているか説明できますか?」
これはメイン業務だけではありません。”一日に行っているすべての仕事”についてです。
定期的なMTG・朝会・メール・電話・日報・その他ルーティン…etc
業種にもよりますが、一日に行う仕事は多岐にわたります。
その一つ一つに目的意識を持って取り組んでいるでしょうか?
そうでなければ、評価されなくて当然と言えます。逆に言うと目的意識を持つだけで必ず評価される人間になれます。
私も今の会社に入社してから徹底していて、入社直後から会社で行われていた無駄な仕事を削りまくりました。
すべての仕事に対して「これは何のためにやっているんですか?」って突っ込みまくったんですよね。なので当時の上司はさぞかし扱いづらい部下だなと思っていたことでしょう(笑)
そしてやっている理由を誰も明文化できない仕事は、すべて無くしました。
具体的には朝会の廃止・各MTG時間を半分以下に削減・定例MTGの廃止など、これらすべて周りを巻き込みながら上司に提言して実行しました。
その結果、段々と周りから評価してもらえるようになって、在籍年数の長い人の地位をどんどん追い抜くことができました。
なぜ目的意識を持つことで評価されるのかというと、物事の本質を見極める力が鍛えられるからです。
そうすると会議の議題の方向がずれたときに修正できたり、私のように無駄な仕事を明確にして削減したりできるわけです。
これっていわゆる「仕事ができる人」ですよね?
逆に目的意識を持っていないと、自分の意見を持てずただ機械的に作業する一般社員になってしまいます。そうなると当然評価されるわけがありません。
ですから、これからは必ず「目的意識」を持って仕事に取り組むように心がけてみてください。
目的意識を持つためにできる具体的なアクションプランは、「目的を文字に起こすこと」です。簡単ですよね?
3:上司に嫌われている
上司との人間関係が良くないという方、たくさんいるのではないでしょうか?
居酒屋なんかでもよく耳にしますよね。上司の悪口や不満。
そういう方も、間違いなく評価される人間にはなれないでしょう。
私は別に「上司に媚を売れ」「我慢してごまをすれ」と言いたいわけではありません。
私がここで最も言いたいことは「結局、人間は感情で仕事をしている」ということです。
会社に評価される=上司に評価されるわけであって、誰しもが上司に評価を付けられるわけです。
そしてその上司はごく普通の人間であり、完璧な評価をくだせる可能性はとても低いと言えます。
なぜなら人間である以上、感情があるから。
“理想”を言えば、しっかりと実績だけを見て評価するべきです。しかし、人間は感情を切り離して物事を判断することはできません。
だからこそ、上司に嫌われていたらそれだけで圧倒的に不利なんです。
特別好かれる必要はありませんが、嫌われることだけは避けなければなりません。
そして嫌われないために、最も簡単にできることは「ありがとうございます」の連呼と「Iメッセージ」です。
これからは騙されたと思って、「承知しました」の代わりに「ありがとうございます」を言いまくってみてください。この感謝のパワーというのは、科学的にも絶大だと証明されているんです。
そして「Iメッセージ」について。
Iメッセージとは、要は主語をすべて自分にするということ。
具体的にはこんな感じです↓
「◯◯(あなたは)してください」→「◯◯(私は)していただけると嬉しいです」
「◯◯(あなたは)確認をお願いします」→「◯◯(私は)確認していただけますと幸いです」
どうでしょうか?ものすごく印象が変わりませんか?
まずはこれらの簡単な行動実践してみて、上司に嫌われないようにしてください。
もちろん暴君のような論外の上司もいるので、その場合は自分の心がダメにならない程度まで実践してみましょう。あまりにもバグっている人だったら退職をおすすめします。(真面目に)
外部的な要因で仕事が評価されない場合は?
前述した仕事で評価されない原因・解決方法は、みなさんに焦点を当てた内容です。
しかし、これらをいくら頑張っても
・自分の得意なスキルと会社の評価軸があっていない
・所属する部署に明らかに不利な評価制度
・自分の頑張りが評価者まで届かないシステム
など、どうしても環境的・外部的な要因で評価されないケースがあります。
これらに当てはまる場合、正直どんなに頑張ってもその会社であなたが評価されるのは難しいです。
そして環境的・外部的な要因を変えるのはかなりのパワーと時間がかかるので、非現実的。
個人的には、環境を変える(転職・異動)ことを強くおすすめします。
私は新卒から3社ほど連続して外部的な要因で評価されないような会社に当たってしまいました。
そのたびにスキルだけ吸収してさっさと辞めるを繰り返し、今(ベンチャー企業役員)に至ります。人生は一度きりで、使える時間はものすごく限られています。
そのため、みなさんには「どうしたら最短で自分の理想に到達できるか」を考えて、効率的に動いてほしいです。
その手段として「転職」は最も有効だと私は思います。どうするかはみなさん次第ですが、この記事を読み終えたらとにかく何かしらの”行動”をしてほしいです。
「考えること」に価値はありません。「行動」にのみ価値はあるのです。
仕事で評価されない原因と解決方法まとめ
今回は「仕事で評価されない3つの原因と解決方法」を解説しました。
すべて私の経験を基にしているので、実践すれば今よりも必ず評価されるようになることを保証します。
最後に、要点をリマインドしておきます。
2.目的意識を持って取り組んでいない
3.上司に嫌われている
2.すべての仕事の目的を明文化する
3.感謝とIメッセージを使う
繰り返しになりますが、上記を実践してもダメ&環境的・外部的要因で評価されない場合は、異動・転職がおすすめです。
この記事をきっかけに、みなさんが仕事でどんどん評価されて幸せになることを祈っています。
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